2026年4月のふりかえり

\\ こんにちは knockout です //
ニュースレター「教育の明日をよむ」では、教育ニュースの話題から日々の子育てで感じたことまで、気になった出来事を入り口に、その奥にある構造を読み解いています。
娘の小学校時代の個人面談の話を記事にして、当時の担任の先生に言われたことが、鮮やかによみがえってきました。
「○○さん、答えを見て書き写しています。それがデータに残っているんです」
一瞬、ドキッとしました。ズルを責められるのだと覚悟しました。
でも先生が続けた言葉は意外なものでした。
「もしかしたら、これは彼女が自分で考え出した効率的な学び方なのかもしれません」
コロナ禍で急遽ICT担当になり、手探りでデジタルツールを導入した先生が、学習のプロセスのデータを読んで、娘の学び方のクセを推察してくれていた。
あれから数年、あの面談を超える個人面談に、まだ出会えていません。
4月はそんな思い出話とともに、英語教育や高校改革と、いろんなテーマを扱った月でした。
4月に書いた記事
◆中学英語問題、それぞれの家庭での捉え方
「英語は中学から始めればいい」はもう昔の話。
今の中学校の教室には、小さい頃からおうち英語をやってきた子と、ほぼゼロから始める子が混在している。その前提で、家庭としてどう動くかを3つのパターンで整理しました。
うちの子3人の中学英語を振り返ってみると、それぞれ全然違います。「宇宙飛行士になりたい」という夢があった長男は英語学習のモチベーションは高かったけれど、イギリスの高校に転学した後に本人が言ったのは「全然足りなかった」という一言でした。英語力は、目指すゴールによって求められる水準がまるで違います。
◆個人面談、うまく使えていますか?
冒頭に書いた面談のお話だけでなく、私が個人面談で毎回実践していること2つを紹介しています。春の面談シーズンに読んでほしい一本です。
◆高校が消えていく。「全日制か通信制か」という問い方は、もう古い?
高校改革を2回に分けて書きました。
前編。【36】は2020〜2040年の20年で高校1年生が約36%減るという数字。【64】は全国の市町村の約64%ですでに公立高校が0か1校しかないという現状。この2つを並べると、日本の高校教育が置かれている状況の深刻さが浮かび上がります。
後編では、この状況を受けて高校のかたちがどう変わりつつあるかを具体的に。九州の私立女子校の通信制コースの話と、東京都立高校の新しい動きを取り上げました。「全日制か通信制か」という問い方自体が、もう古くなっています。
音声配信で話題 ~子どもとお金の話~
今月、音声配信の雑談回で3回にわたって取り上げた「子どもの金銭教育」が、予想以上の反響をもらいました。
お小遣いの失敗談、金銭感覚と社交マナー、そして算数教育の基礎としての現金でのお買い物。コメント欄にも様々な経験談が寄せられています。GWにぜひどうぞ。
①《教育こぼれ話》正解はある?子どものお小遣いと失敗談
→ https://voicy.jp/channel/4219/7722052
②《教育こぼれ話》子どもの金銭感覚と家庭外の社交マナー
→ https://voicy.jp/channel/4219/7743843
③《教育こぼれ話》さらに深堀り子どものお金事情と春に変わった自転車ルール
→ https://voicy.jp/channel/4219/7759036
音声コンテンツは Voicy 以外にも、stand .fm、Youtube Podcast、Spotify Podcast、Amazon Music、Apple Podcast、Substack でも配信しています。お使いのアプリでぜひフォローしてください!
お知らせ
5月、6月と、私がスタッフとして関わっているイベントが2つあります。
◆「おうち英語オープンフォーラム2026」 6/6(土)@早稲田大学
4月に書いた英語の記事とも地続きの内容で、研究者・実践者・保護者が一堂に集まる珍しい機会です。私は小学生向けの「英語でものづくり体験ワークショップ」を担当しています。申込締切が【5/6(水)】と目前に迫っています。興味のある方はお早めに。
→ 詳細・申込はこちら
◆「国際教育フェア2026春」 5/30(土)東京、5/31(日)大阪、5/29(金)名古屋
国内外の150校以上が集まる国内最大級の国際教育イベントです。私は STEAM ZONE のスタッフとして参加します。3月の記事で取り上げた広島叡智学園や立命館宇治、茗渓学園も出展予定。来場登録が必要なので、こちらもご確認を。
→ 詳細・申込はこちら
4月はいつも、なんとなく背筋が伸びる月です。新しいクラス、新しい先生、新しい環境。子どもだけじゃなく、親の側も、どこかそわそわしながら過ごします。
GWを迎え、そわそわした気持ちは、少し落ち着いてきた頃でしょうか。
新年度のスタートダッシュより、その後をどう続けるかのほうが難しいものです。5月以降もこのニュースレターを読んでくださったみなさまと、続きを一緒に考えていけたらうれしいです。
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