「これが中学時代にあったらな」

数万円で買えるようになった3Dプリンタ。家庭で使ってみると、ものづくりの入口が大きく変わったことを実感します。中学校の技術の授業は、この先どう変わっていくのでしょう。
knockout 2026.08.31
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この夏、ちょっと奮発した買い物をしました。3Dプリンタです。

数年前まで十数万円、数十万円が当たり前だったものが、いまでは数万円で手に入るようになりました。わが家が買ったのは、フィラメントという素材を含めて6万円くらいのモデルでしたが、安いものなら2〜3万円で買えてしまいます。


驚いたのは値段だけではありません。速さもです。

初期設定を終えて、長男がお試しでつくったのは15センチほどのチェスの駒。立体を印刷するわけですから、何時間もかかるものだと覚悟していたのですが、ものの1時間ほどで出てきました。ちょっと拍子抜けするくらい。

家庭用としても、もう実用レベルに入ったな、というのが率直な感想です。

***


もちろん、つくるためには多少のスキルは必要です。ただ、そのハードルもずいぶん低くなっています。

たとえば、設計に使うソフト。機械工学を学んでいる長男は本格的なCADソフトのSolidWorksを使っていますが、次男はもう少しとっつきやすいFusion 360を、娘も昔、Blenderという3DCGソフトで遊んでいた時期があって、それを使えば簡単なものなら普通につくれます。

そこまでやるのは面倒、という人でも大丈夫。

ゼロから設計しなくても、共有ライブラリから無料の3Dデータをダウンロードして、そのまま印刷することもできますし、最近では、AIに3Dモデルを生成してもらうことまでできるようになりました。

「ほしいものは自分でつくる」という行為が、かなり日常に降りてきた感じがします。

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次男がほしかったもの


実はここ最近、身近なところで少し困っていることがあります。

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続きは、2393文字あります。
  • 30年変わっていない技術の授業
  • 同じ教室で、違うものをつくる
  • 「これが中学時代にあったらな」

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