限界自炊に半地下住居、家電が壊れまくる英国留学生活

半地下の部屋、壊れ続ける家電、日本人とだけ住みたい理由。留学5年で培われた生活力のリアルを、親子対談形式でお届けします。
knockout 2026.07.13
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イギリス留学から一時帰国中の長男との親子対談、第2弾。

第1弾の前回は留学5年間で変化した英語力について聞いた。今回は、生活まわりの話をすることに。勉強以外の日常生活について

自炊はパスタソース缶からはじまった


—— 高校2年間はボーディングスクールの寮生活で、大学1年もほぼ全員が入る寮暮らしだったよね。その間の食事はどうしてたの。

長男:高校のときは、平日は朝昼晩、休日はブランチと夜の2食体制で、基本は全部提供されてた。それが大学1年の寮になると、朝も夜もケータリングが一切なくて。ロンドンの大学はそういうところが多いみたい。同じイギリスでもオックスブリッジみたいにカレッジ制で食堂がついてるところは別だけど。


—— いきなり全部自炊になったわけだ。最初は大変だったでしょ。

長男:何を作ればいいかも分からなくて、とりあえずパスタを茹でて缶のミートソースをかけるだけの生活だった。でもだんだん、それも高いなと思うようになって、今はソースから全部自分で作ってる。だいぶ安く抑えられるようになった。


—— 大学2年からは日本人の友人と2人暮らし。完全自炊体制になったわけだけど、実際何を食べてるの。

長男:意外と和食や中華も作ってる。母がイギリスに来たときに、調味料をスーツケース1個分持ってきてくれたんだよね。みりん、酒、醤油、出汁、ごま油、鶏ガラスープの素とか。現地でも手に入るけど、小さいボトルでも日本の大容量サイズと同じくらいの値段で、けっこう高い。


—— 食材で困ったものは。

長男:最初に苦労したのはキャベツ。日本のキャベツは丸いけど、向こうはスイートハートキャベツっていう尖った形のものしかなくて、スーパーで「キャベツがない」って探し回った(笑)。あとはもやしみたいなエスニック系の食材が普通のスーパーには置いてない。魚はあるけど高い。鶏もも肉は皮つき骨つきの“ドラムスティック”でしか売ってなくて、自分でさばくしかなかった。おかげでさばくのだけは異様にうまくなった。


—— こないだ一緒にスーパー行ったとき、鶏もも肉が一口大にカットされてるのを見てすごく驚いてたよね。

長男:この2年間ずっと自分でさばいてきたからね、あれには本当に感動した。


—— 2人暮らしの自炊はどう回してるの。

長男:朝はパンか卵で軽く済ませて、昼はパスタ。夜は同居してる友達と交互に、6食分とか8食分を一気に作る「ミールプレップ」方式。作った日にタッパーに詰めて3日間同じものを食べる。食べ終わったら次は相手がつくる番、という感じ。野菜はパスタソースにほうれん草を入れたり、肉が高い分、夜は野菜多めにしてる。

高校時代。知人宅にてジャムづくり。

高校時代。知人宅にてジャムづくり。

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